乳がん(乳ガン/乳癌)の検診・症状・治療に関する正しい知識【ブレキャンガイド】
男性,乳がん

男性の乳ガンにも要注意!

「乳がん」は女性特有の病気だと思っておりませんか?多くの人は知らないと思いますが、乳がんは男性でも発症する癌です。
圧倒的に少ないと言われている男性の乳癌についてご説明いたします。

少ないからこそ大きな問題!

乳がん発症者数の約1%が男性だとされております。多くの男性はもちろん、女性ですら男の人は乳ガンにはならないと思っておりませんでしたか?

男性にも乳腺があります

「乳がん」は乳腺にできる癌であり、女性と比べて少ないとはいえ男性にも乳腺があることから乳癌細胞が突然発生することはありえます。

乳房の膨らみを形成する脂肪などが少ないことから、皮膚や筋肉などへ癌細胞が湿潤し易い傾向にあります。

また、乳癌になるという意識がないことから発見が遅れてしまうことが多くあるそうです。

遺伝により男性の発症率が上がる!?

BRCA1とBRCA2という遺伝子が「乳がん」の発生に関わっていることを乳がんの原因のページにてお伝えいたしました。

これら遺伝子を持ち、特にBRCA2の変異が見られる男性に、乳ガン発症率が高くなるということが近年わかりました。

女性はもちろんのこと、男性にとっても家族歴は深く関係しているのです。

乳頭直下・付近にできるシコリに注意

男性の乳癌でも女性と同様に癌細胞のシコリを感じることができます。男性の場合は脂肪が少ない場合は、症状の進み具合により見た目ではっきりと、シコリによる皮膚の盛り上がりを確認することが出来る場合もあります。発症する部位としては、乳房の外側にできやすいという傾向があるそうです。

症状・診察・治療・手術は女性と同様です

胸のシコリを確認するためにはマンモグラフィやエコーが利用されますし、抗がん剤や放射線治療はもちろん、ホルモン依存性の乳がんの場合はホルモン療法も利用されます。

手術方法としては乳房温存手術が行われることもありますが、多くは乳房全てと共に、胸筋やリンパ節を切除することになるそうです。

乳ガンと間違えやすい女性化乳房

乳房が膨らんできて、乳頭の直下にシコリを感じるようになるため、乳癌と勘違いしやすいのが女性化乳房という病気です。

思春期に多くなる病気

10代前半の第二次性徴期にかけて、ホルモンバランスの崩れにより女性ホルモンであるエストロゲンが過剰に分泌されることにより発症することが多い病気ですが、原因が特定されない場合もあるそうです。少ないとはいえ乳癌である可能性は否定できませんので、一度医師の診察を受けるようにしましょう。

中高年は乳癌の可能性もあります!

男性で乳ガンの可能性が高くなるのは、60歳を超えてからという統計があります。そして中高年でも、服用している薬を起因としている場合や、内臓などの疾患に伴って女性化乳房の症状がでる人が多くなります。

思春期の人と比べると危険性が高くなり、乳癌と女性化乳房の診断が難しいことから、診断に際しては触診やマンモグラフィだけではなく、細胞を採取しての確認などを行った方が望ましいとされております。

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